2013/01/04

【まとめ】2011年サンフランシスコ~シリコンバレードライブの旅⑧ Day8-総括-

sf-old-car レトロカー
チャレンジする項目が増えるほど新しい発見も多くなります。サンフランシスコやシリコンバレー周辺を旅して、ためになった事、気がついた事ををいくつかご紹介したいと思います。




Day8-総括- "今回の旅で発見したこと・気になったこと"

”何でもアリフォルニア”。私にはアーノルド・シュワルツェネッガー元知事のテレビ広告が今でも忘れられません。あれから何年か経ち、やっと訪れることが出来たカリフォルニアはとても良い場所だったと思います。

①観光客に優しい皆さん

gott's-roadside-entrance 入口
今回の旅で最も楽しかったのは”現地の皆さんとお話が出来た”ことです。初日から始まり、必ず1日1回は優しい人にお会い出来ました。

お会いした皆さん:
1.空港からのシャトルバンのお兄さん
2.坂道の写真を撮っていたら声を掛けてくださったお兄さん
3.スタンフォード大学の売店で声を掛けてくださった学生さん
4.ハンバーガー屋さんの前で声を掛けてくださったお姉さん
5.博物館で案内をいただいたおじいさん
・・・・

たったの一週間でこれだけの人々とお話が出来たのは今回の旅が初めてです。温暖な気候が優しい人を増やしているのか、それとも普段から観光客に慣れているのか、理由は定かではありませんが、コミュニケーションこそが旅行の一番の面白さではないでしょうか。

②野外でお仕事

apple2-withnec アップル2とNECのモニター
街中を歩いていると目に付くのは、外でマックやPCを使っている人の多さです。一体何をしているのかは分かりませんが、ベンチやスターバックスコーヒーの外の席で作業をしています。

外見を見ても身なりはしっかりとしており、サボって遊んでいるわけではなさそうです。仕事の内容にもよるでしょうが”いつでもどこでも仕事をする”、Ubiquitous(ユビキタス)の世界を実践しています。実績主義だからこそなせるワザです。

目で数えたモバイルの比率
1.マックブックシリーズ:8割
2.PC:1割
3.その他:残り少数
※タブレットを主の機器として使っている人はほとんど居ませんでした。2011年当時ですので、今は変わっているかもしれません。電話は当然スマートフォン。




③ソフトとハード

yahoo!-hq ヤフー!本社
当たり前の話ですが、この街はソフトウェアやサービス事業者の街と言えます。Salesforce.comやFacebook等はサービス、一方製造業寄りなのはIntel位でしょう。アップルですら主眼はiTunesから始まったサービスにシフトしつつあります。

ある日本メーカーの方が”かつてソフトウェア・サービス提供業者の発展を見たときハードは終わったと感じた”とおっしゃっていました。今大手メーカーは苦境に立たされていますが、その兆候は10年以上も前に見えていたはずです。そしてそれに気がついていた人も居たのですが・・・。

IBMのようにブランド価値が高かったにも関わらず、パソコン部門を手放した勝ち組もいました。一方相変わらず”待てば回復すると思い込む企業”もあります。

今後もシリコンバレー、いえ世界中から新しいサービスが大量に出現するはずですが、果たして日本は同様の展開をすることが出来るのでしょうか。もっと若者の努力を尊重しなければ、集団で沈没しかねない状況にあると考えます。

④会社の場所

mountain-view インテルそばの景色
会社の中までは知りませんが、少なくともシリコンバレーの環境は素晴らしいものだと思います。空気が綺麗で天候も良く暖かいほうです。少し見上げれば山も見えます。何かしようと思えばサンフランシスコもすぐですから、困ることもないでしょう。(※買い物はAmazonにお願いすれば十分)

ネットの発展で最も影響を及ぼしたの”会社の場所”では無いかと思います。良い環境で働ければ付加価値が上がるとの考えや、どこで仕事をしても同じとの考えが生まれてきます。つまり会社の場所はどこでも良いと言うのが結論になるはずです。

japanet-takata-hq ジャパネットたかた佐世保本社
ところが日本のように相変わらず地方への分散がうまくいかない国もあります。例えば長崎県佐世保のジャパネットたかたも、ついに東京へとオフィスを構えてしまいました。 私はジャパネットが好きなので否定しているわけではありませんが、会社が大きくなると首都圏に出てしまうと言うのが地方都市の問題点だと聞いたことがあります。

ある会社の社長さんは”インターネットが出来たから海外出張がいらなくなったよ!”と嬉しそうに話していました。これこそが本当に意味でのボーダーレスであり、インターネット社会なのだと思います。

⑤高齢者の生き甲斐

machine-mainteenance 機械修理
博物館等に行くと最も目に入るのが高齢者が伸び伸びと仕事をしている姿です。実際に話を聞いてみると、展示品の案内をしたり、その他に仕事をしている方もいらっしゃいます。

もちろんこれは一部の人の特権なのでしょうが、日本でもこのような取り組みが出来ないものかと考えます。 完全なボランティアでは長続きしませんから、多少なりとも給与を支払う事が出来れば、新しい世代への知識継承と言う面でも上手く機能するのではないでしょうか。

私は国内の博物館や教育施設を観察していますが、子供達の目線で作られていない事もとても目に付きます。

超高齢化社会による孤独化や、核家族の増加による問題点など、それぞれをリンクさせると、私にはまったく新しい産業が見えてきます。



たったの1週間で全てが見えたとは考えていません。ただ、観光地を巡るだけではなく人と話すことでずっと米国の方に近づけたような気がします。

どうしても良い部分ばかりが見えてしまいますが、日本でも生かせる部分があるように思いました。良い所は学び、自分達が優れている部分は輸出する。それ位の気持ちがあれば暗い話ばかりの国内が、少しでも良くなっていくのではないでしょうか。




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