2016/11/07

【高速道路】オーストリアの高速道路通行料金はシールを買って支払う-ヴィニエットの購入方法-|オーストリア

オーストリアヴィニエット Austria-vignette
前回スイスの高速道路が有料である事をご紹介しましたが、実は近隣国のオーストリアも同様に有料となっています。今回はオーストリアの高速道路料金の支払い方法について解説します。




オーストリアの高速道路も”有料道路”だがスイスより良心的

ヨーロッパの高速道路 EU-motorway
スイス同様高速道路は有料であるオーストリア。スイスと方式は同じく、事前にヴィニエット(トールステッカー)を購入し車のフロントガラスに貼り付ける必要があります。オーストリアの方が少し良心的なのは、使う日数に応じて段階が設けられている事です。

スイスの場合は強制的に誰であっても1年分を購入する必要がありますが、オーストリアは短期滞在向けにオプションを設けているのです。WEBサイトを見てもオーストリア政府のサイトの方が解説はシンプルで、近隣国から旅行者を呼び込もうとしている事が良く分かります。




オーストリアヴィニエットの購入方法と料金

オーストリアヴィニエット Austria-vignette2
オーストリアのヴィニエットは国境手前のパーキングエリアで購入する事が出来ます。ヴィニエットの種類は使用期間に応じて以下の3種類となります。

・10日用:8.8EUR
購入日をパンチしてくれるので、購入日と以降9日間が有効期限となる
・2ヶ月用:25.70EUR
・12ヶ月用:85.70EUR
(全て3.5トン以下の自動車向け)

今現在のレートで換算すると10日間高速道路乗り放題で1000円ですから、旅行者にとってこの価格ならば納得出来ます。一方1年で考えるとスイスの2倍ですから、自己負担額は決して安くありません。

とは言え日本に比べれば断然お安く、おまけに仕組みがシンプルなので誰も損をしません。料金所にわざわざ高額な設備投資をして、お金を払うための機械を国民に自己負担させる日本が如何に無駄な事をしているか良くお分かりでしょう。

オーストリアヴィニエットは貼り付け位置が異なる

オーストリアヴィニエット Austria-vignette3
オーストリアヴィニエットの貼り付け位置はスイスと異なるので注意が必要です。スイスは運転席正面から見てガラス左下の位置に貼り付け可能ですが、オーストリアはバックミラーの下、またはその位置から平行して運転席寄りの端に貼る事が指定されています。

単純に確認しやすいかそうでないかの都合だとは思いますが、無用なトラブルを避けるためには適切な位置にステッカーを掲示しておく必要があります。




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