2016/01/15

【Car Guide】メルセデス・ベンツ E200 [後向き3列目シート] (Frankfurtモーターショー2015#15)

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誰もが尊敬するブランド、メルセデス・ベンツ。メルセデスの巨大な展示スペースで、Eクラスワゴンの”極小”3列目シートが楽しいコミュニケーションの場となりました。




熱気に包まれるベンツの特設ステージ

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ドイツを代表する高級ブランドと言えば、ベンツ、BMW、アウディ等が浮かぶものと思います。他社のブースも立派な展示ですが、特にこの3つのブランドは特別扱いで専用の展示スペースが設けられています。

中でも一番巨大だったのがメルセデスベンツです。信じられないかもしれませんが、写真がモーターショーで設置された展示スペース。真ん中には巨大なステージが設けられ、周囲は人だらけ。あまりにも人が多すぎるため、入場制限が行われています。

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CクラスやEクラスと言った人気の車種はもちろん、最新のCクラスカブリオレ等もどんどん登場します。何しろステージの裏は巨大な立体駐車スペースになっているので、ほとんどの車種は収納されている様子でした。




Eクラスワゴンの3列目シートが狭すぎて面白い

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さて最初の写真に戻ります。こちらはEクラスのワゴンタイプです。日本ですとほとんどがセダンなのでほぼ見かけませんが、ドイツやヨーロッパではステーションワゴンが非常に多く走っています。

このワゴンの非常に面白い?痛い?特徴が後ろ向きの3列目シートです。最初から子供用または大人の緊急移動用程度にしか考えられていないためか、小さな座面が荷室に押し込まれています。日本車の無理矢理な3列目に比べればレッグスペースを稼げるものの、後ろ向きはどうにも酔ってしまいそうな予感がします。

沢山の人が3列目を眺めたまま微動だにしなかったため『よし俺が乗る!』と私が率先して座ってみました。すると写真右側のおじさんが勝手にドアを閉めてしまいました笑。真面目な顔で閉めてきたので大笑い。閉めると強烈な圧迫感があり、後ろから衝突される恐怖も予想出来るので、どうにも我慢なりません。

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せっかくなのでおじさんたちにも仕返しです。私は日本人の標準的な体格なので狭いと言ってもなんとかはなりましたが、白人の皆様は体が大きいので本当に狭そう。そもそも首を曲げないと入らないのが酷です。安全性にうるさそうなメルセデスにしては、随分とリスクの高いシートをつけたものだと驚いてしまいます。

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【メルセデスベンツUSAのHPより参照】

公式サイトの図を見ると、いかにコンパクトサイズか良く分かると思います。やはり大人向けではなく子供2人用と定義されていました。座ればほとんど荷室が無くなるわけで、一体どのような場面で使うのかいまいち想像が出来ません。日本人と欧米の人では、車を使う場面が大きく異なるのでしょう。




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